2011年10月5日水曜日

「iM@S KAKU-tail Party 6」 2nd night Eの感想

2日目Eの感想です。P名、タグで検索して出てきた一番古い作品の年月、お題、あれば単品を記載していきます。

この枠はよかったなあ。個人的
には(あくまでもわたしの感想文ですので)枠という単位ではカクテル6で一番好きな枠でした。2日目のラストを飾る豪華な枠だったと思います。もちろん、どの枠もきっと誰かにとっての一番豪華な枠があったと思います。

「iM@S KAKU-tail Party 6」 2nd night E


2E-1
東洋人P
07/07
お題:貴音 風

アイドルマスター×Hyper→Highspeed→Genius Heavenly Kiss


ニコマス好きなら一度は東洋人Pのアイドルマスター×KOTOKO オールスター 覚えてていいよを見たことがあるんじゃないでしょうか。落ち込んだ時、もう少し元気が欲しい時、この作品に助けられた人は多いんじゃないかと思います。

そんな東洋人Pのお題キャラは貴音。もうワクワクしましたよ。そして、その期待は裏切られることはありませんでした。

どことなく超然としたイメージのある貴音がElements GardenのHeavenly Kissに合わせて軽快に踊ります。バックにはフェアリーのメンバーである、美希と響が付き従います。ビヨンドへの衣装チェンジは綺麗でした。

2になってフェアリー動画が増えたように思います。ユニットとしては本当にバランスいいなあ、と思います。コメントでも「961社長、見る目だけはあるな」というものを多くの動画で見てきました。

フェアリーVSジュピターはこれから結構人気のテーマになるかもしれませんね。アニマス2クール目はジュピターがライバルとしてあらわれるようですし。














 

トリオが階段を登るカットは多くのPに好かれているいいカットだと思いますが、フェアリーは統一感もあって華やかに見えると思いました。













 


2E-2
しうやP & わろP
09/06(しうやP)
07/04(わろP)
お題:真 団結

この作品はずるかったなあ。ずるいよ。セルフ思い出ボム炸裂。

曲は「secret base~君がくれたもの~」の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」版。歌詞に合わせて「過去の」つまり無印版の、モノクロ写真が重なっていきます。












 

うん。わかるんだ。それはまだ過去じゃないって気持ちも。無印の思い出はモノクロじゃないよって。

それはたった6年前からのことだけど、それでも今から見れば過去。

たくさん思い出があった。いっぱいいっぱあって、積み重なっていった。この作品で写真が重なるように。一枚一枚の写真は小さいとしても、重なった写真は重たい。











 

そして。今になる。










 


色鮮やかな今に。





 






 


今が鮮やかなのは過去と断絶しているからではない。過去があったからこそ今が輝いているんだ。そうわたしは受け取りました。

単純に映像としても本当に美しかったです。

アイマス2に色々な意見があることはわかります。それでも、アイマス2があってよかったとわたしは思うのです。












 

2E-3
二酸化硫黄P
09/11
お題:律子 花火

この作品も律子ファンのたわしにはうれしい作品でした。他者との関係性で律子を描くという作品好きなんです。

この作品には律子の姿は現れません。律子はまず主観として表現されます。律子の視点で765プロが描かれるわけです。

おそらくフェスで竜宮小町が敗れた後なのでしょう。スケジュールで一杯なナムコエンジェルと、レッスン程度しかない竜宮小町の対比が律子視点で描かれます。

しかし、この作品は律子の一人称の作品ではありません。途中に挟まる竜宮小町のシーンは三人称になっています。

ここが素晴らしいのです。

フェスで敗れた後律子は取り乱したりしなかったでしょう。竜宮小町の三人に弱みを見せたりもしなかったでしょう。次に向けて自分の仕事をきっちりやり続けていたんだと思います。

それでも律子だって人間です。どこか以前とは違ったんでしょう。そして、それを見逃す竜宮小町の三人でもなかったのでしょう。

元気づけてあげたい。自分からは折れない律子に対してそう思ったんじゃないでしょうか。

でも、どうやって?

「あなたのプロデュースが悪かったわけじゃない」ではだめなんだろうと思ったんじゃないでしょうか。「わたしたちの力が足りなかった」でも。

だから彼女たちは屋上で花火をしようと考えたのではないでしょうか。決まりごとに厳しい律子に対して。今はハメをはずしてもいいんだよ、と。楽しいことをしようよ、と。

誰が言い出したのでしょうか。あずさは伊織が言い出したと言っています。伊織は否定しています。本当はどうだったんでしょうか。天真爛漫で、でも人の心に敏感な亜美でしょうか。Best Friend(THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -SECOND SEASON- 03と04に収録されているこの曲はぜひ聞いて欲しいです)なあずさでしょうか。竜宮小町のリーダーで律子に負けず劣らず他者を大事にする伊織でしょうか。それとも三人が同時に思いついたのでしょうか。

律子にはわかってたんだと思います。彼女たちが自分を元気づけようとしていたことが。本来は自分が元気づけなければならない彼女たちに元気づけられていることを。

そんな彼女たちに律子は「余計なお世話」とか「賢しい」とは思わないでしょう。だから律子はこう言ったんだと思います。

ありがとう、と。

2E-4
緑茶戌P
08/05
お題:千早 雲

カクテルでもMMDの使用が増えています。自由度が桁違いなので流行る理由もわかります。しかし、純粋にモデリングというレベルだとやっぱりアイドルマスターはすごいな、と思うのです。

以前にもあったかもしれませんが、この作品冒頭のMMDとアイマスモデルの自然な融合にはため息が漏れました。これはすごい。















 

前面で踊っている千早ほどのMMDモデルは、わたしは見たことがありません。そして、バックにいるバンドメンバーはアイマスのデータをどれだけ探しても絶対に出てきません。

この両者がこの作品の中でお互いを邪魔せず溶け合っている。見た瞬間「スゲー」って声が出ました。

ゲーム等でどこか人と付き合うのが苦手と演出されている千早がバンドリーダーとしてみんなを引っ張っていく演出もifとして楽しかったです。個人的にちーちゃんは能力はあるけど、引っ張られるタイプだと思っているので。














その想いがかなったであろうライブシーンも見ていて楽しかったです。夢がかなうっていいことだもんね。



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