【映像特典】メイキング・オブ・キングギドラVSりつまこ
さつけんP
人形アニメをどう作るかという知識はあるので意外ではないが、それでも作業量に驚く。また映像内ではあれだけ広く見えるのに実際のステージが狭いことにもびっくりした。
カメラアングルの変化による巨大感の出し方や、玩具の操演の仕方等は特撮そのもので意外性はないんだけど……。
一番難しいのはこのメイキング内で例として出ている1ショット、1ショットがスチルとしても画になっているところだよね……。人形を撮れといわれてもあのポーズ、カメラアングルを思いつくことがそもそもできない。
さつけん監督の作品は楽しい。本当に「楽しい」。広いニコマス界でも「楽しい」作品を作れる人はそう多くない。綺麗な作品、凄い作品はいっぱいあるけれど。
もちろん、楽しさが伝わるように作れる監督の才能もあるだろう。でももっと大きなものがある気がしてならない。これは観念論になってしまうのだけど、監督のおもちゃ好きという気持ちが作品を通じて伝わってきているような気がしてならない。驚くほど手間がかかっているだろう。それでもきっと監督は楽しんで作っているのだと思う。
次回作が楽しみでならない。
2012年12月26日水曜日
2012年12月19日水曜日
アイドルマスター サクラ大戦 「Happy Day Happy X'mas」の感想
アイドルマスター サクラ大戦 「Happy Day Happy X'mas」
ぴっかりP
ぴっかりPにしては肩の力の抜けた作品。めんどくさいこと死ぬほどやってそうだけど。
それでも今年の下期のぴっかりP作品ではこの作品が一番好き。作ったんじゃなくって最初からこうだったんじゃね?感が最高。途中に挟まる例えばやよいの台詞が入るシーンとか見ればそんなわけないのはわかるんだけど。ここまで違和感をなくせるんだなあ、ってほけーってしながら見てた。歌にダンスを合わせるというニコマスの根源的な面白さがここに結実してる。いい歌にアイドルたちが楽しそうに合わせている。それだけでいいよね。
スローシンクロって面倒なんだよとか、ちゃんと楽曲に合うダンスを選ぶのは大変だとかカットの割り方がうまいとか、もうそういう技術的なことはどうでもいい。クリスマスに合わせてサンタ衣装の彼女たちが楽しそうに歌っているだけで幸せ。それだけでいいよね。ぴっかりPのダンス大好きだ。
個人的には律子のウィンクのカットが最高でした。派手さがないだけにぴっかりPの地力がストレートに伝わってくる作品だったと思います。
ぴっかりP
ぴっかりPにしては肩の力の抜けた作品。めんどくさいこと死ぬほどやってそうだけど。
それでも今年の下期のぴっかりP作品ではこの作品が一番好き。作ったんじゃなくって最初からこうだったんじゃね?感が最高。途中に挟まる例えばやよいの台詞が入るシーンとか見ればそんなわけないのはわかるんだけど。ここまで違和感をなくせるんだなあ、ってほけーってしながら見てた。歌にダンスを合わせるというニコマスの根源的な面白さがここに結実してる。いい歌にアイドルたちが楽しそうに合わせている。それだけでいいよね。
スローシンクロって面倒なんだよとか、ちゃんと楽曲に合うダンスを選ぶのは大変だとかカットの割り方がうまいとか、もうそういう技術的なことはどうでもいい。クリスマスに合わせてサンタ衣装の彼女たちが楽しそうに歌っているだけで幸せ。それだけでいいよね。ぴっかりPのダンス大好きだ。
個人的には律子のウィンクのカットが最高でした。派手さがないだけにぴっかりPの地力がストレートに伝わってくる作品だったと思います。
2012年12月16日日曜日
後継者たち
【アイドルマスター】VESPERIA
ドドリアP
冬なのに熱い。ドドリアP描くアイドルたちの戦いが。敗れ去った竜宮小町の復活を誇り高く描写した傑作「【アイドルマスター】DIAMOND」の裏側とその未来を描いたこの作品もまた傑作であった。
激戦の末、春香、千早、亜美のトリオ「シーフー」に敗れた竜宮小町たちは律子のもと再起をはかる。 傷の癒えたドラゴンに挑むのは若き妖精たちであった。
フェアリーの三人の表情が実にすばらしい。レッスンに参加できること、デビューできたこを素直に喜ぶ描写から決戦での凛々しい佇まいへの変化がただダンスのみで表現されている。おそらく最初に当たった大きな壁なのだろう。そしてまた、勝ち残って来た者としての責任の重みを感じてのものでもあろうか。彼女たちの後ろには必ず敗れたものがいるはずなのだから。再挑戦者である竜宮にとってフェアリーは挑戦者への挑戦者なのだ。一度は勝ち、そして敗れたという経緯を持つ竜宮とまっすぐ伸びてきたフェアリーという対比は実に楽しかった。
曲はおとなしめだがダンスはあいかわらずピカイチ。衣装の選択もすばらしい。おそらく竜宮への挑戦権を獲得した時のものであろう、竜宮の「マイディアヴァンパイア」とフェアリーの「ワイヤードマリオネット」。赤と青の対比が美しい。そしてもちろん決戦は「プリンセスメロディ♪」と「ビヨンドザスターズ」だ。かつての栄光の衣装「パレスオブドラゴン」ではなく今の竜宮小町を象徴する「プリンセスメロディ♪」が彼女たち三人の笑顔とともに輝き、作品はフェードアウトしていく。
きっとバトンは渡されたのだと思う。それは受け継がれていくのだ。
ドドリアP
冬なのに熱い。ドドリアP描くアイドルたちの戦いが。敗れ去った竜宮小町の復活を誇り高く描写した傑作「【アイドルマスター】DIAMOND」の裏側とその未来を描いたこの作品もまた傑作であった。
激戦の末、春香、千早、亜美のトリオ「シーフー」に敗れた竜宮小町たちは律子のもと再起をはかる。 傷の癒えたドラゴンに挑むのは若き妖精たちであった。
フェアリーの三人の表情が実にすばらしい。レッスンに参加できること、デビューできたこを素直に喜ぶ描写から決戦での凛々しい佇まいへの変化がただダンスのみで表現されている。おそらく最初に当たった大きな壁なのだろう。そしてまた、勝ち残って来た者としての責任の重みを感じてのものでもあろうか。彼女たちの後ろには必ず敗れたものがいるはずなのだから。再挑戦者である竜宮にとってフェアリーは挑戦者への挑戦者なのだ。一度は勝ち、そして敗れたという経緯を持つ竜宮とまっすぐ伸びてきたフェアリーという対比は実に楽しかった。
曲はおとなしめだがダンスはあいかわらずピカイチ。衣装の選択もすばらしい。おそらく竜宮への挑戦権を獲得した時のものであろう、竜宮の「マイディアヴァンパイア」とフェアリーの「ワイヤードマリオネット」。赤と青の対比が美しい。そしてもちろん決戦は「プリンセスメロディ♪」と「ビヨンドザスターズ」だ。かつての栄光の衣装「パレスオブドラゴン」ではなく今の竜宮小町を象徴する「プリンセスメロディ♪」が彼女たち三人の笑顔とともに輝き、作品はフェードアウトしていく。
きっとバトンは渡されたのだと思う。それは受け継がれていくのだ。
2012年12月4日火曜日
映画的な描写
みんなが待っていた厨二病的フェンシングカードゲームニコマス作品の後編が半年の時を経てやってきた。
律子と美希でつんつんアンギャルド 後編
ダイヤモンドP
映像の美しさや心理戦まで含めたゲーム描写のうまさにつていては是非作品を御覧ください。この感想文ではダイヤモンドPの映画的手法について書きたいと思います。と言っても大げさなものではなく、登場人物の心理描写をきちんと映像で描いているところについてです。当たり前と思われるかもしれませんがこれが案外むずかしい。どうしても「思っていること」をそのままモノローグやダイヤログにしたくなるんですね。そうすれば少なくとも登場人物の思いは伝わるからです。しかし映像作品でそこまで語ってしまうのはもったいない。表情だけでも十分に思いというものは伝わるものですし、そうでなければ映像作品である必要性が少なくなると思うのです。言うだけは簡単ですが実行するには難しい。しかし、それが出来た時には饒舌に語られるより人の情動に訴えるのではないでしょうか。
この作品でも律子や美希の心理描写は言葉として表現もされています。しかしその部分はゲーム解説の一端なのですね。律子がなぜ強いか、を合理的に説明するためのものなのでこれは必須です。それ以外では登場人物の心理は文章としては語られていません。それでも登場人物の心情が伝わるというところにこの作品の良さがあるのだと思いました。特に貴音がそうですね。正解があるわけではないけれど、伝わってくるものがあるという楽しさ。人によって受け取り方は違うでしょう。それでも語らないことによってより強く訴えるものがあると思いました。以下に印象的な部分をスクリーンショットとともに記そうと思います。以下ネタバレ全開。
律子と美希でつんつんアンギャルド 後編
ダイヤモンドP
映像の美しさや心理戦まで含めたゲーム描写のうまさにつていては是非作品を御覧ください。この感想文ではダイヤモンドPの映画的手法について書きたいと思います。と言っても大げさなものではなく、登場人物の心理描写をきちんと映像で描いているところについてです。当たり前と思われるかもしれませんがこれが案外むずかしい。どうしても「思っていること」をそのままモノローグやダイヤログにしたくなるんですね。そうすれば少なくとも登場人物の思いは伝わるからです。しかし映像作品でそこまで語ってしまうのはもったいない。表情だけでも十分に思いというものは伝わるものですし、そうでなければ映像作品である必要性が少なくなると思うのです。言うだけは簡単ですが実行するには難しい。しかし、それが出来た時には饒舌に語られるより人の情動に訴えるのではないでしょうか。
この作品でも律子や美希の心理描写は言葉として表現もされています。しかしその部分はゲーム解説の一端なのですね。律子がなぜ強いか、を合理的に説明するためのものなのでこれは必須です。それ以外では登場人物の心理は文章としては語られていません。それでも登場人物の心情が伝わるというところにこの作品の良さがあるのだと思いました。特に貴音がそうですね。正解があるわけではないけれど、伝わってくるものがあるという楽しさ。人によって受け取り方は違うでしょう。それでも語らないことによってより強く訴えるものがあると思いました。以下に印象的な部分をスクリーンショットとともに記そうと思います。以下ネタバレ全開。
知ってた
アイドルマスターシャイニーフェスタ MUSIC♪をひたすら褒める動画
西岡P
うん、PVの感想文を書くならこの方法が一番いいよね。もちろん自分の文章力を棚に上げるわけですけど。どれだけスクリーンショットを貼っても動画の気持ちよさの「ここ、ここが好きなんだ!」は伝わらないかなあ、と。タイミングを文章で描くことってどこまでできるのかなあ。諦めて好きです、気に入りました、だけでもいいとは思うんだけど。所詮感想文だしね。それでもなあ。
愚痴になっちゃいましたけど、この動画はほんといいですよ。どう好きか、何故好きかが本当にストレートに伝わってきますから。
大本の作品の13人ライブはプロが投げかけた挑戦状のようにも見えました。MMD等でオリジナルを作れるといってもここまでのクオリティのものは見たことがありません。マイクを持ったアイドルは待望していただけに嬉しい作品でした。
西岡P
うん、PVの感想文を書くならこの方法が一番いいよね。もちろん自分の文章力を棚に上げるわけですけど。どれだけスクリーンショットを貼っても動画の気持ちよさの「ここ、ここが好きなんだ!」は伝わらないかなあ、と。タイミングを文章で描くことってどこまでできるのかなあ。諦めて好きです、気に入りました、だけでもいいとは思うんだけど。所詮感想文だしね。それでもなあ。
愚痴になっちゃいましたけど、この動画はほんといいですよ。どう好きか、何故好きかが本当にストレートに伝わってきますから。
大本の作品の13人ライブはプロが投げかけた挑戦状のようにも見えました。MMD等でオリジナルを作れるといってもここまでのクオリティのものは見たことがありません。マイクを持ったアイドルは待望していただけに嬉しい作品でした。
積み重ねるということ
アイドルマスター サクラ大戦 「愛が香るころに」
ぴっかりP
すごい好きでずっと感想文を書きたかったのだが、色々言葉にならない。多くの人が見ていること、驚嘆と喜びに満ちたコメントだけでもういいよな気がする。それでもやっぱり自分の思いを残しておきたい。動画としてのよさについてはもう見てください以上に書くことはないのでそれ以外のことと単にわたしが好きだった箇所の感想だけでも。
相変わらず凄まじい技術だが、その技術のほとんどは「アイドルマスター サクラ大戦 「奇跡の鐘」」 の段階で完成の域に達している。多人数を違和感なく並べることやダンスの後ろに人を歩いて移動させること、リップシンクロ、被写界深度など。この完成度をもってしてもぴっかりPは満足していなかったようだ。おそらく頭の中に理想のアイマス歌劇団があって実際の作品はまだまだ足りていないのだと思う。理想は理想で決して手が届くことはないだろう。それでも、ぴっかりPはそれに一歩でも近づくために歩みを止めることはないのだと思う。満足せずに積み重ねることにぴっかりPの凄みがあるのだと思う。
今まではサクラ大戦の歌劇団の衣装にも合わせるように凄まじい労力を使ってきたと思われる。今作ではそれを捨てている。アイドルマスターのアイドルたちがサクラ大戦の歌劇団の楽曲を演じるという根源に立ち戻った作りになっている。そのかわりに得たものは2の高い解像度を生かした広い舞台だと思った。ロングの映像で楽しそうに歌い、踊るアイドル達を見ているだけで幸せになれる。2でも「アイドルマスター サクラ大戦 「巴里よ、目覚めよ」」 のように衣装を合わせることも可能だが、今回はその労力を歌とダンスにまわしたのだと思った。そのせいだと思うがのびのびと踊る彼女たちを見て頬がゆるむ。
総論は以上までとして個別に好きなシーンをスクリーンショットとともに書きたい。
まずは何と言っても間奏部分。特段に重い歌ではないがそれでもサクラ大戦オールスターズという緊張感のある楽曲の中でこの箇所がふっと軽やかになる。それにあわせてフォーエバースター☆☆☆の彼女たちも軽やかに踊る。息を詰めて見ていたこの作品でほっと息を吐ける瞬間とでも言おうか。こういうふうに作品を構成できるところがぴっかりPの凄みだ。スクリーンショットはぴっかりPが大好きなちーちゃんソロで。
7人同時ダンスではアイマス2の解像度の高さがうまく使われていると痛感させられた。無印、L4Uではどうしても少しぼけた感じになるし、ここまで引いた画を衣装替えして表現することは困難だと思う。今回サクラ大戦への衣装合わせを諦めてでもこういう画作りをしたかったというぴっかりPの意図が感じられる。
次は6人以上を舞台に上げる時にぴっかりPが行った丁寧な技術についての感想を書きたいと思う。
くさび形の隊列の先頭に立つ春香さん。ここから、
このようなカット(上の画とあずささんと真美の立ち位置に注意)を挟むことにより、
くさび形が逆になっていることを違和感なく見せている。タツジン! ロングでやりぬくことも可能だろうが、アイドルの動画なのだからやっぱりアップは見たい。舞台に大勢を並べるだけではなく、きちんとアイドルのPVとしての作法を守りつつ、視聴者に隊形移動をすんなりと想起させる構成が見事。
余談になるが、ふたつ上のあずささんの画のように目を閉じて笑顔と表現するのは日本の漫画やアニメの文化の特徴らしい。確かに洋の東西を問わず目を細めることはあるがこのように目を閉じる表現方法はあまり見かけない。ぴっかりPの動画ではリップシンクロが話題になるが目も見ていて飽きない作りになっている。
このカットは髪が流れる乙女真を残しておきたいだけw
凡百のセンスじゃないなと思い知らされたラストの画。見て分かる通り春香さんの両脇が少し開いている。春香さんが「この楽曲では」センターなんだという画作りのうまさ。上に貼ったくさび形の画ではこうはなっていないが、締めはこうでなくちゃと思わせる説得力がある。
以上でこの作品単体への感想は終わりなのだが、もう少し続きを。以前、 ダンスが楽曲に合っていればニコマスとしてはもうそれでいいのじゃないかという感想を書いた。この感想では神はやっぱり細部に宿るね、という結論だったがひるがえす。ニコマスのダンスPVの楽しさの基本はそこなんだと思ったから。
ありがたいことにまたぴっかりPから仮組みを見せていただけた。
このダンスの選択と構図の選択のすばらしいこと。もちろん、完成作の方がいいに決まっている。それでも、このままブラッシュアップしただけでもわたしにとって忘れられない作品になっただろう。やはりダンスPVはダンス選択とシンクロが骨なのだと思う。イフェクトも抜きも作品に寄与することは当然だ。しかし、ダンスPVはアイドルたちが踊っていることそのものに楽しさの本源があると改めて思わされた作品だった。
ぴっかりP
すごい好きでずっと感想文を書きたかったのだが、色々言葉にならない。多くの人が見ていること、驚嘆と喜びに満ちたコメントだけでもういいよな気がする。それでもやっぱり自分の思いを残しておきたい。動画としてのよさについてはもう見てください以上に書くことはないのでそれ以外のことと単にわたしが好きだった箇所の感想だけでも。
相変わらず凄まじい技術だが、その技術のほとんどは「アイドルマスター サクラ大戦 「奇跡の鐘」」 の段階で完成の域に達している。多人数を違和感なく並べることやダンスの後ろに人を歩いて移動させること、リップシンクロ、被写界深度など。この完成度をもってしてもぴっかりPは満足していなかったようだ。おそらく頭の中に理想のアイマス歌劇団があって実際の作品はまだまだ足りていないのだと思う。理想は理想で決して手が届くことはないだろう。それでも、ぴっかりPはそれに一歩でも近づくために歩みを止めることはないのだと思う。満足せずに積み重ねることにぴっかりPの凄みがあるのだと思う。
今まではサクラ大戦の歌劇団の衣装にも合わせるように凄まじい労力を使ってきたと思われる。今作ではそれを捨てている。アイドルマスターのアイドルたちがサクラ大戦の歌劇団の楽曲を演じるという根源に立ち戻った作りになっている。そのかわりに得たものは2の高い解像度を生かした広い舞台だと思った。ロングの映像で楽しそうに歌い、踊るアイドル達を見ているだけで幸せになれる。2でも「アイドルマスター サクラ大戦 「巴里よ、目覚めよ」」 のように衣装を合わせることも可能だが、今回はその労力を歌とダンスにまわしたのだと思った。そのせいだと思うがのびのびと踊る彼女たちを見て頬がゆるむ。
総論は以上までとして個別に好きなシーンをスクリーンショットとともに書きたい。
まずは何と言っても間奏部分。特段に重い歌ではないがそれでもサクラ大戦オールスターズという緊張感のある楽曲の中でこの箇所がふっと軽やかになる。それにあわせてフォーエバースター☆☆☆の彼女たちも軽やかに踊る。息を詰めて見ていたこの作品でほっと息を吐ける瞬間とでも言おうか。こういうふうに作品を構成できるところがぴっかりPの凄みだ。スクリーンショットはぴっかりPが大好きなちーちゃんソロで。
7人同時ダンスではアイマス2の解像度の高さがうまく使われていると痛感させられた。無印、L4Uではどうしても少しぼけた感じになるし、ここまで引いた画を衣装替えして表現することは困難だと思う。今回サクラ大戦への衣装合わせを諦めてでもこういう画作りをしたかったというぴっかりPの意図が感じられる。
次は6人以上を舞台に上げる時にぴっかりPが行った丁寧な技術についての感想を書きたいと思う。
くさび形の隊列の先頭に立つ春香さん。ここから、
このようなカット(上の画とあずささんと真美の立ち位置に注意)を挟むことにより、
くさび形が逆になっていることを違和感なく見せている。タツジン! ロングでやりぬくことも可能だろうが、アイドルの動画なのだからやっぱりアップは見たい。舞台に大勢を並べるだけではなく、きちんとアイドルのPVとしての作法を守りつつ、視聴者に隊形移動をすんなりと想起させる構成が見事。
余談になるが、ふたつ上のあずささんの画のように目を閉じて笑顔と表現するのは日本の漫画やアニメの文化の特徴らしい。確かに洋の東西を問わず目を細めることはあるがこのように目を閉じる表現方法はあまり見かけない。ぴっかりPの動画ではリップシンクロが話題になるが目も見ていて飽きない作りになっている。
このカットは髪が流れる乙女真を残しておきたいだけw
凡百のセンスじゃないなと思い知らされたラストの画。見て分かる通り春香さんの両脇が少し開いている。春香さんが「この楽曲では」センターなんだという画作りのうまさ。上に貼ったくさび形の画ではこうはなっていないが、締めはこうでなくちゃと思わせる説得力がある。
以上でこの作品単体への感想は終わりなのだが、もう少し続きを。以前、 ダンスが楽曲に合っていればニコマスとしてはもうそれでいいのじゃないかという感想を書いた。この感想では神はやっぱり細部に宿るね、という結論だったがひるがえす。ニコマスのダンスPVの楽しさの基本はそこなんだと思ったから。
ありがたいことにまたぴっかりPから仮組みを見せていただけた。
このダンスの選択と構図の選択のすばらしいこと。もちろん、完成作の方がいいに決まっている。それでも、このままブラッシュアップしただけでもわたしにとって忘れられない作品になっただろう。やはりダンスPVはダンス選択とシンクロが骨なのだと思う。イフェクトも抜きも作品に寄与することは当然だ。しかし、ダンスPVはアイドルたちが踊っていることそのものに楽しさの本源があると改めて思わされた作品だった。
2012年11月24日土曜日
765プロの誰かが死にそうな作品
これ絶対誰かというかほとんど死ぬよねw 音楽って偉大だなあ。ネタ動画なんだけど丁寧に作ってあって繰り返し見てます。
プログレ御三家では最初にYESが好きになったのでジョジョのEDに採用されてすごく嬉しかった。メロディーは御三家の中でも一番綺麗だと思うのでおすすめです。Roundaboutはライブ版がかっこいいんだよなあ。
それにしてもジョジョ7話は熱かった(子安が)。さすがアスハムを演じた男だぜ。これが言いたかっただけなんですがw
2012年11月20日火曜日
ダンス一筋艦長P
とんでもないのものを見てしまった。ダンスメインの作者は今でも大勢いるけどソロでこれっておかしいよね。つか、ソロもまだまだ行けるじゃん、ってそう思っちゃった。見てて本当に背筋が震えた。6分超えの作品なのにあっという間だったよ。
艦長P
【アイマス】 Next Life 【公式曲MAD】
このNext Lifeという曲は我那覇響役の沼倉愛美さんがアイドルマスターライブで披露していてとても評判のいい演目なのです。曲もかっこいいし沼倉さんのダンスもかっこいい。検索すれば多分、まだ見られるんじゃないかな。ここで大事なのはNext Lifeにはアイドルマスターというゲームでの振り付けないんですね。あれは沼倉さんのダンスなわけです。
ニコマスでダンスを振り付ける時、ふたつの方法があります。ひとつは楽曲に合わせて実際とは違うゲームにあるダンスを使う方法。もうひとつはMMDやその他のツールでトレースする方法です。沼倉さんのダンスくらいになると後者を選びたくなるような気がしますが艦長Pはストレートに、本当にストレートに楽曲にアイドルマスターのダンスを合わせる手法を選びました。
公式曲にゲームのダンスを合わせる。ある意味ニコマスの原始的な方法です。ステージすら作っていません。でも、それでも、ここまでできるんだなあ、と本当に震えました。ゲームのダンスを切り貼りしてイフェクトを付けるだけで、だけ、はだめですね、付けると、ここまでのものが作れる。逆に言うと艦長Pクラスじゃないとソロは難しいのかなあ、とも思ったりもしました。でも、できることはできるんだよね。可能かそうじゃないかで言えば。
できれば縦パンを見たかった。徹底してアイドルの撮り方な作品だったから。脚からパンして顔のアップになるカットがあったら嬉しかったなあ。そんなのニコマスじゃ見たことないけど、艦長Pのこの作品を見てしまうと望んでしまうのだ。
2012年終わりにソロダンスでここまでのものを見ることができて本当に幸せだ。
ニコマス楽しいよね。
艦長P
【アイマス】 Next Life 【公式曲MAD】
このNext Lifeという曲は我那覇響役の沼倉愛美さんがアイドルマスターライブで披露していてとても評判のいい演目なのです。曲もかっこいいし沼倉さんのダンスもかっこいい。検索すれば多分、まだ見られるんじゃないかな。ここで大事なのはNext Lifeにはアイドルマスターというゲームでの振り付けないんですね。あれは沼倉さんのダンスなわけです。
ニコマスでダンスを振り付ける時、ふたつの方法があります。ひとつは楽曲に合わせて実際とは違うゲームにあるダンスを使う方法。もうひとつはMMDやその他のツールでトレースする方法です。沼倉さんのダンスくらいになると後者を選びたくなるような気がしますが艦長Pはストレートに、本当にストレートに楽曲にアイドルマスターのダンスを合わせる手法を選びました。
公式曲にゲームのダンスを合わせる。ある意味ニコマスの原始的な方法です。ステージすら作っていません。でも、それでも、ここまでできるんだなあ、と本当に震えました。ゲームのダンスを切り貼りしてイフェクトを付けるだけで、だけ、はだめですね、付けると、ここまでのものが作れる。逆に言うと艦長Pクラスじゃないとソロは難しいのかなあ、とも思ったりもしました。でも、できることはできるんだよね。可能かそうじゃないかで言えば。
できれば縦パンを見たかった。徹底してアイドルの撮り方な作品だったから。脚からパンして顔のアップになるカットがあったら嬉しかったなあ。そんなのニコマスじゃ見たことないけど、艦長Pのこの作品を見てしまうと望んでしまうのだ。
2012年終わりにソロダンスでここまでのものを見ることができて本当に幸せだ。
ニコマス楽しいよね。
2012年7月22日日曜日
朧月P 四条貴音-鮫- の感想
四条貴音-鮫-
朧月P
これはすごい。ダンスだけで四条貴音はこんだけ綺麗でかっこよくってかわいいって見せつけている。スクショとか貼れない。部分だけ見ても意味ないから。ダンスセレクトも完璧。強いて欠点をあげようとするならリップシンクロの甘さくらいだろうか。
すごいなあ、としかいいようがないんだけど。5分超えの作品をただ口を開けて見てた。
ステージPV好きな人は見て損ない。本当に見て損ないよ。これはすごいや。
ニコマスまだまだ見るのやめられないね。
2012年7月9日月曜日
2012年上半期ニコマス20選
今年からATPに引き継がれ無事20選が継続されることになりました。卓球P今までありがとうございました。ATPよろしくお願いします。運営のみなさまにも感謝を。
2011年下半期ニコマス20選。並び順は投稿された順です。
レギュレーションは以下の通り。基本レギュレーション
・対象は2012年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログもしくはマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)
レギュレーションは以下の通り。基本レギュレーション
・対象は2012年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログもしくはマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)
詳細や他の方の20選はニコマス20選投票所を御覧ください。
それでは始めたいと思います。並び順は投稿された順です。
2012年7月8日日曜日
【秋月律子誕生祭2012】 律子と美希でつんつんアンギャルド 前編の感想
去年の「【律子誕生祭2011】秋月律子の昼と夜」もすばらしかったダイヤモンドPの今年の律子誕生祭作品。
【秋月律子誕生祭2012】 律子と美希でつんつんアンギャルド 前編
ダイヤモンドP
中世風の世界で人類の裏切り者秋月律子と彼女のパートナーらしき四条貴音。律子を付け狙う美希といった配役。緑が美しく英国のようだ。律子と美希の剣劇から流れるようにタイトルになっているゲーム「アンギャルド」(フェンシングにおける構えのこと)の説明に入るところはさすが卓M@s巧者といったところ。(ただしダイヤモンドPにはゲームしない卓M@sも結構ある。これとかw)
ダイヤモンドPがMMDを作品に取り入れたのはmylistによれば「【卓m@s】MMDな卓m@sノススメ【インディアンクク】」からで使い始めて1年半くらいといったところだろうか。この1年半の間に驚くほど使い方がうまくなっている。
今回特によかったなあ、と思ったところは表情とそして何と言っても登場人物3人の身長の演出でした。まずは表情から。
凛々しい律子。「人類の裏切り者」ということばが厨二病を煽り立てます。
貴音はどこかの国のお姫様でしょうか。この目で蔑んでほしい。
美希は律子に憧れる蛮族の少女といった様子。野性味溢れる表情がよいですね。
次に身長について。この作品では律子の強さが強調されています。ゲーム的にも強いわけですが、映像の演出としても律子の強大さが描かれています。この作品の律子は常に見下ろす視線なのですね。これによって律子が大きく見えるのです。
しかし、おそらく身長はアイマス2の設定のままでしょう。
貴音と並ぶと貴音の方がずっと背が高いことがわかります。アイマス2設定のままであれば美希は律子より随分と背が高いはずです。
ダイヤモンドPは美希が膝と腰をかがめる体勢を取らせることにより、常に律子が見下ろし、美希が見上げることを可能にしています。これにより、律子の強さが強調されているんですね。美希の体勢も、野生動物のような筋肉の柔らかさ、強さを想定させるようになっているため強者に屈しているような印象は与えません。うまいなあ。
前編では律子の圧勝となりましたが、はたして後編ではどうなるのか。ニコマスの常として律子はまたしてもかませなのか。濃厚なみきりつはあるのか。それに貴音はどう絡むのか。後編が楽しみでなりません。
2012年6月25日月曜日
螺旋
トカチP、律子誕生祭2年ぶり4回目の作品(2009年は誕生祭ニアピン賞はあり)。やっぱり律子誕生祭にはトカチPがいないとね。
【合作PV】アイドルマスター2 空色デイズ 秋月律子
トカチP、少年P、汁粉P
凝った作品なのですが、まずはこの作品単体のストーリーをスクリーンショットとともに追いかけてみます。
アイドルがひょんなことから
髪を解いてプロデューサーになり、
奮戦するもJupiterに敗退。
しかしそんなことで諦める彼女たちではなかった。かつての律子のプロデューサーの協力を得て再起動。
順調に成長する彼女たちの前に立ちはだかるのはお世話になったプロデューサーが鍛えぬいたナムコエンジェルだった。激戦の末ナムコエンジェルに勝利し、
秘密兵器七彩ボタンでIAも受賞。この年は竜宮小町の完勝であった。このままプロデューサーとしての道を極めるという生き方もあっただろう。しかし、
育てた竜宮小町に背中を押してもらって
アイドルに復帰。
こういうストーリーだ。だけどこれ「だけ」の作品じゃない。トカチPは長い時間をかけてトカチPの世界を作ってきた。それを踏まえるとさらに見えてくるものがある。
アイドルに復帰した律子のユニットに見覚えはないだろうか。そう、秋月プロ律子ユニットだ。原点回帰?違う。なぜこの作品の曲は「空色デイズ」でなければならなかったのだろう。
律子がカバーしているから?それもあるだろう。空色デイズはTVアニメグレンラガンのオープニング曲だった。グレンラガンと言えば「螺旋」だ。
螺旋(らせん)とは、3次元曲線の一種で、回転しながら回転面に垂直成分のある方向へ上昇する曲線である。 (Wikipediaより)
そうなのだ。 単にもう一度やり直すのではない。プロデューサーという経験をいかした律子が一回りして一段高いところにいるという宣言なのだ。
だからわたしたちはトカチPの次の作品を期待していいのだと思う。また秋月プロ律子ユニットを見られると思っていいと思う。それは単なる回帰ではないし、続きでもない。さまざまな思いを乗せて、一段高みに登った彼女たちを期待しようではないか。次のステージで。
それにしても汁粉P、絵上手くなったよなあ……。うれしい限り。
トカチPのブログにトカチPのこの作品への思いが綴ってあるのでそちらも是非どうぞ。トカチPにして苦しんだアイマス2。それでもこれだけの作品を作ってくれるトカチP、少年P、汁粉Pに最大限の感謝を。
ニコマス楽しいね!
2012年6月21日木曜日
bbcPの帰還
うおぉぉぉぉぉぉ。bbcPが帰ってきたぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
【アイドルマスター】BBCドキュメント風アイマス絵画巡礼の旅 #01
bbcP
芸風は昔のまま。さらにパワーアップしてわたしたちのbbcPが帰ってきた。圧倒的な知見によるくだらないネタは健在。もちろん、謎地理はそのままだ!!
長生きするもいんだな!!!
20選どうしようか困るな!!!!(どうでもいい)
2012年6月19日火曜日
貴音と還元できないもの
すごく好きなのに、どう好きなのかを書けない作品がある。もやもやするけれど、もやもやするだけ。黙って見ていろ、が正解なのかもしれない。多分そうなんだと思う。
リンP
あなた様、雨が…
降参。わたし程度ではこの作品を言語化することはできませんでした。なのでただ感想をだらだらと。
この作品は四条貴音「を」描いた作品なのだと思う。 四条貴音「で」ではなく。
複雑なものは還元できない。部分を足しあわせても総体にはならない。でも「全部見ろ」では作品にならない。そして、わたしたちは「全部」を「全部」として見ることもできない。それは時系列であったり、取捨選択であったり。
貴音ってどうなんだろう。わたしはアイマス2で貴音が本当に好きになった。優れた肢体。高い身長と長い手足はダンスで本当に映える。そして豊かな髪。
ニコマスで見ると食いしん坊が多いかな。あと、もちろん、月。
どれも貴音だけれど。背が高くて、美人で食いしん坊なら貴音になるかと言えばそうではないことは自明だと思う。
凛々しい貴音、花のように笑う貴音、孤独な貴音、仲間といっしょにいる貴音。貴音、貴音。
リンPはその中から「泣き虫」な貴音を選んだのではないか。孤独に怯える貴音もか。それも貴音だから。
タイトルは貴音の涙の隠喩かと思った。投稿者コメントはそれへの返答。この作品に雨のシーンはない。
みなそれぞれにあるアイドルについて想起する動画があると思う。わたしにとってこの作品は貴音にとってのそれになった。
わたしがアイドルマスターを覚えている限り、四条貴音を見るたびにこの作品を思い出すだろう。
月を見る貴音を。月とともにある貴音を。 長い四肢の貴音を。妖艶に微笑む貴音を。幼子のように笑う貴音を。「何奴」と言ってしまう貴音を。ステージで堂々と踊る貴音を。
貴音を。
銀色の髪と洋紅色の瞳とともに思い出すだろう。
2012年5月30日水曜日
トリミング、カメラワーク、編集、ダンス、シンクロ
ステージメインのダンス作品は結構見ている自信あったんだけど、実作者と見るだけでは随分差があるなあ、と実感したので記録として。ご協力いただいたぴっかりPには最大の感謝を。
以下はアイドルマスターの二次創作のステージPVに関する感想です。
最近気づいたことなのですが、楽曲にダンスが合っていれば、そもそもアイドルマスターのダンスは楽しいのでそれだけで十分楽しいのではないか、と。
もちろん、トリミングを含む演出が不必要とは思っていませんが、楽曲にあったダンスを選ぶことができれば、その段階でいい作品になるのかな、と思ったりしていました。
ニコマスにおけるカメラワークとはなんでしょうか。実態はトリミングとカッティングです。トリミングだけ(色合いもいじってますけど)で、いい作品になることはのぽぽんさんの作品で十分わかると思います。
そして、元となるアイマスのカメラワークがああでなければならなかったこともわかると思います。 この件に関してはまだまだ書きたいことがあるので後日に。
ある楽曲に関してちゃんと合ったダンスをつけてあげれば後は編集だけだろう、とそう思っていました。(編集が簡単という意味ではありません) 気に入った曲に合ったダンスを見つける。まずこれが難しいと思うのです。ステージ系のPVで、どうも、と思う作品はシンクロしてるしていない以前にそもそも楽曲にダンスが合っていないように思うのですね。
仮組みがきちんと出来れば(繰り返し言いますけれど、これ自体がすごく難しいと思います)、ほぼ作品の9割は出来たものかな、と思っていました。が……。
こちらがぴっかりPの「巴里よ、目覚めよ」の仮組みです。
そしてこちらが本チャン。
9割は外れすぎもいいところでした。神は細部に宿る。完成形とじゃやっぱりえらい差ありますよね……。
それでもこの仮組みだけでもすごいと思うんだ。楽曲とダンスだけバラバラに渡されて、これができるってやっぱりすごいと思うんですよ。
ぴっかりPの作品にはさらにサクラ大戦へのリスペクトもあるっていう話抜きでね。
なんかまとまらないけど、書きたかったのです。
(追記)
ぴっかりPの技術が大したこと無いとか、手間がたいしたことないとかそういうことを書きたいのではないのです。基本となるダンスをちゃんと選べるといい作品になるな、ということが言いたかったのです。文章ヘタでごめんなさい。
(追記)
ぴっかりPの技術が大したこと無いとか、手間がたいしたことないとかそういうことを書きたいのではないのです。基本となるダンスをちゃんと選べるといい作品になるな、ということが言いたかったのです。文章ヘタでごめんなさい。
2012年5月16日水曜日
Non-Stopping Train
アイドルマスター「Non-Stopping Train」 水瀬伊織
ShakeP
伊織しかいないがために、竜宮小町が強調される作品と受け取りました。
とは言え、これは考えすぎかもしれません。
使われている曲、「Non-Stopping Train」から
「一人じゃない」なんて 思えなかったよ
というフレーズを削っているので。
それでも、やっぱり歌詞とパレスオブドラゴンを見る限り、伊織が誰かに歌っているように見えるんだ。
悲しみにくれた涙も ほら
愛しく思えるから
と。
どこか一人で抱え込みがちな伊織の凛々しさと優しさを丁寧に表現した作品だと思いました。
2012年4月28日土曜日
PerfumeM@sterFestival 感想じゃない編
特に感想じゃないんだけど、PerfumeM@sterFestivalでのアイドルの登場回数などを書いてみたいと思います。
【ニコマスメドレー】PerfumeM@sterFestival-Sweet-【合作】
【ニコマスメドレー】PerfumeM@sterFestival-Bitter-【合作】
【ニコマスメドレー】PerfumeM@sterFestival打ち上げ動画!チョコパーン!!!
まずはアイドルの登場回数から。
Sweet BITTER 合計
天海 春香 : 2回 5回 7回
如月 千早 : 2回 2回 4回
萩原 雪歩 : 2回 7回 9回
高槻 やよい : 1回 4回 5回
秋月 律子 : 1回 3回 4回
水瀬 伊織 : 2回 3回 5回
三浦 あずさ : 1回 4回 5回
双海 亜美 : 2回 2回 4回
双海 真美 : 3回 4回 7回
菊地 真 : 1回 4回 5回
星井 美希 : 3回 4回 7回
我那覇 響 : 1回 3回 4回
四条 貴音 : 2回 3回 5回
日高 愛 : 0回 1回 1回
水谷 絵理 : 0回 1回 1回
秋月 涼 : 0回 1回 1回
Perfumem@sterの女王、萩原雪歩、貫禄の優勝でした。春香、美希の両ヒロインも活躍しています。意外だったのが真美。亜美となんでここまで差がついたのか。
Sweetではソロが多めだったのであまり差はつきませんでしたが、ユニットの多いBITTERでの雪歩の多用が目立った形です。
ニコマスには他にもPerfumeの楽曲を使った作品が多数存在します。いいな、と思った方はPerfumem@sterタグで検索してみてはいかがでしょうか。
数が多すぎる?まあ、確かに。そんなかたにはこちらのブログで丁度Perfume曲の名作を特集されています。ぜひご覧になってください。
そうそう、PerfumeM@sterFestivalの公式ブログも要チェックだよ。インタビューめちゃくちゃ読み応えあるから。
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