トカチP、律子誕生祭2年ぶり4回目の作品(2009年は誕生祭ニアピン賞はあり)。やっぱり律子誕生祭にはトカチPがいないとね。
【合作PV】アイドルマスター2 空色デイズ 秋月律子
トカチP、少年P、汁粉P
凝った作品なのですが、まずはこの作品単体のストーリーをスクリーンショットとともに追いかけてみます。
アイドルがひょんなことから
髪を解いてプロデューサーになり、
奮戦するもJupiterに敗退。
しかしそんなことで諦める彼女たちではなかった。かつての律子のプロデューサーの協力を得て再起動。
順調に成長する彼女たちの前に立ちはだかるのはお世話になったプロデューサーが鍛えぬいたナムコエンジェルだった。激戦の末ナムコエンジェルに勝利し、
秘密兵器七彩ボタンでIAも受賞。この年は竜宮小町の完勝であった。このままプロデューサーとしての道を極めるという生き方もあっただろう。しかし、
育てた竜宮小町に背中を押してもらって
アイドルに復帰。
こういうストーリーだ。だけどこれ「だけ」の作品じゃない。トカチPは長い時間をかけてトカチPの世界を作ってきた。それを踏まえるとさらに見えてくるものがある。
アイドルに復帰した律子のユニットに見覚えはないだろうか。そう、秋月プロ律子ユニットだ。原点回帰?違う。なぜこの作品の曲は「空色デイズ」でなければならなかったのだろう。
律子がカバーしているから?それもあるだろう。空色デイズはTVアニメグレンラガンのオープニング曲だった。グレンラガンと言えば「螺旋」だ。
螺旋(らせん)とは、3次元曲線の一種で、回転しながら回転面に垂直成分のある方向へ上昇する曲線である。 (Wikipediaより)
そうなのだ。 単にもう一度やり直すのではない。プロデューサーという経験をいかした律子が一回りして一段高いところにいるという宣言なのだ。
だからわたしたちはトカチPの次の作品を期待していいのだと思う。また秋月プロ律子ユニットを見られると思っていいと思う。それは単なる回帰ではないし、続きでもない。さまざまな思いを乗せて、一段高みに登った彼女たちを期待しようではないか。次のステージで。
それにしても汁粉P、絵上手くなったよなあ……。うれしい限り。
トカチPのブログにトカチPのこの作品への思いが綴ってあるのでそちらも是非どうぞ。トカチPにして苦しんだアイマス2。それでもこれだけの作品を作ってくれるトカチP、少年P、汁粉Pに最大限の感謝を。
ニコマス楽しいね!