2013年6月16日日曜日

ニコマス大喜利第4回 『爽快感』!

gouzouさんの企画に参加させていただきます。

お題は「爽快感」とのことでまず思い浮かんだのがこれ。

アイドルマスター Chance to Shine 律子・やよい・亜美
トカチP


どう爽快なのかを確認するために何百度目かの再視聴をしたのですが、これって第一回のお題「疾走感」なら当たるけど「爽快感」じゃないんじゃないかって思っちゃいました。なんといってもこの熱量。1曲演じた後でも汗でドロドロになりそうです。

それでもさらに見返しているとやっぱり「爽快感」でもいいんじゃないかな、と思いました。コメントにもあるし。なんでかあらためて考えてみたのですが、やっぱり光のイフェクトでしょうか。あの演出があるから、汗臭くなりすぎないように思います。イフェクトもそうなんですが、秋月プロの3人、ずっと笑顔なんですよね。疲れるだろうに本当に楽しそうに踊り、歌っています。

この作品は本当に好きなのでいつかがっつり感想文を書きたいなと思っているのですが、思いばっかり強くて言葉にならないことが多すぎて歯がゆいです。

シンクロ動画は主にアイドルの腕のふりで合わせる人が多いですし、トカチPもそうなんだけど、1:29あたりからの脚を使ったシンクロは何度見てもゾクっとしてしまいます。引いた画でこういうシンクロできる人ってあんまりいないんだよなあ。

 
















お題から脱線しすぎました。うん、いつかこの作品についてがっつり書くぞ。脱線したけど、


















律子は天使だからしかたないよね。

次。

【アイマス】「81マスのマーメイド」第2話【将棋】
眉間飛車P


アイドル竜王戦どうなってんだよ!でお馴染みのこの作品からこの回を選択。ネタバレをあんまりしないようにどう爽快なのかを書きます。色々あって黒井社長相手に接待将棋をすると決めた律子。 ついに黒井社長に必至をかけられます。しかし、黒井社長の不用意なひとことからついに律子の反撃。この長い詰将棋は本当に爽快でした。その後の黒井社長のギャグ?も爆笑でした。

ん?爽快というより痛快かなあ?

次。

主催のgouzouさんも迷っているみたいだけどこれ。

菊地真 『自転車』-MASTER SPECIAL05-(PV EDIT)
ごまP


もちろん新しい方はプラスアルファなのでそういう意味でどっちも捨てがたいのはわかるんですよね。ただ個人的には全編屋外でロケしましたよ、って感じのこっちの方が好きです。



真の自転車いいですよね。個人的に一番好きな「自転車」動画はこれです。爽快感あるよ。

【iM@S×PCM2008】Piyo Cycling Manager (8)
だがのP


自転車レースの仕組みを知らないとちょっとわかりにくいかもしれません。自転車レースの楽しみがどんなもんかっていうのはだがのPの 【iM@S×PCM2008】Piyo Cycling Managerを見ればわかるようになってます。ちょっとでも興味もったら見て欲しいな。

もちろん、そんな時間ないよって人も多いでしょうからわたしがどう好きなのかを書きますね。

この回のタグにあるようにやよい回です。自転車選手にも得手不得手がありまして、やよいは山岳(山を自転車で登るのが得意な人)で真は平地(そのままの意味です)が得意という設定がされています。

自転車で坂、ちょっとした坂でも登ったことがある人ならわかると思いますが、自転車で坂を登るというのは想像以上に辛いのですよね。距離が短ければ立ち漕ぎでなんとか。ある程度距離があるなら押して歩いた経験はないでしょうか。そうなんです。せっかく自転車持っているのに歩いた方がましってことあるんですよね。

そういう上りで活躍する自転車選手をクライマーと言います。本当につらいところだと、応援団が走ってきて選手に追いついて肩叩いたりするそういう世界です。

この回ではやよいがそんな中で大活躍する回なのですが、だがのPはそれでは終わらせてくれません。自転車レースには複数日にわたって行われるレースもあります。有名なのはツール・ド・フラナスですよね。やよいが活躍した日の翌日のレースは平坦コースでした。山岳コースは強い人ですらどこか辛い戦いになります。当たり前ですが軽快感はなくなるのですよね。それはそれで楽しいのですけど。

この回で最終日は平坦コースです。山で遅れまくった真が軽快に自転車を飛ばすシーンに「自転車」がかかります。だがのPのうまさは実際の真を写す前に「自転車」のインストを流すところなんですよね。「自転車」はインストだけでも相当にかっこいい曲なんだとあらためて思いましたが、ボーカルが入ったと同時に映る真のダンシングと欧州の空を見た時の開放感は凄まじいです。ああ、スカッとする。うん。これぞ「爽快感」!!


だがのPの音楽の使い方は本当にうまいと思います。公式曲なら12話の「空」と16話の「目が逢う瞬間」がたまらなかったです。【iM@S×PCM2008】Piyo Cycling Managerについてもいつか全話感想書きたいな。

もっと爽快感あるやつありそうだけど、わたしにはぱっと浮かばなかったので他の人に期待します。

ニコマス爽快だね!



2013年6月9日日曜日

アイドルマスター 「かえるは月にいるうさぎを想うのか」 やよい&いおりの感想

約1年ぶりのshakePの新作。息を飲むほど美しいやよいおり作品でした。

タイトルにある月であろう星が本当に美しい。

 












感想としては以上なんだけど、わたしなりのこの作品の解釈を書いてみようと思います。いつも通りあくまでもわたしの感想なのでshakePの制作意図とはぜんぜん違うかもしれません。

アイドルマスター 「かえるは月にいるうさぎを想うのか」 やよい&いおり
shakeP


投稿者コメントがひとつのヒントになると思いました。
すべてうまくいく世界じゃないからね

この作品の時系列順に色々あったけど、最後はデュオになりました、という作品ではないと思いました。かつてペアだったやよいと伊織が傷つくこともあったけれど今ではお互いソロで笑顔でやっていますよ、と。

この作品も歌詞合わせMADだと思うので歌詞は丁寧に拾って見た方が楽しめると思います。例えば、このあたり。














「確かなものばかりを選ぶより」

竜宮での絶好調時の伊織の描写でしょう。













不確かでも輝くあの日の影」

おそらくやよいとコンビだった頃の回想シーンだと思いました。

回想シーンと言えば、コミュからこの画像をもってこれるshakePはやっぱりセンスあるなあと思わざるを得ませんでした。














この二人が過去ペアを組んでいたと思うのは後半の衣装からです。














バイタルサンフラワーですよね。この衣装はゲーム内で初期にアイドルたちが着る衣装のアイコンとしてよく用いられます。

そして印象的に使われているピンクとオレンジの円。これがこのシークエンスの最後に離れていって作品は終わります。














じゃあ、悲しい作品なのかと言うとそうでもないと思うのです。再度頭から見ると、やよいも伊織も力強く、ソロで楽しそうに踊り歌っています。















見て分かる通りバイタルサンフラワーの色違い衣装です。かつてコンビであった二人が色々あったけれど、今はやよい&いおりではなく、やよいと伊織として元気にやっていますよ、と。そういう作品なんじゃないかって思いました。

「すべてうまくいく世界じゃないからね」は全部ダメって意味じゃないと受け取りました。一緒にやっていたことがあったからこそ、今やよいはやよいとして、伊織は伊織として今を精一杯生きている。そういう作品なんじゃないかと。

この作品の曲はflumpoolの「しおり」です。わたしにはこの作品はこの曲の

どれくらい歳を重ねても 夢がくたびれても
僕らだけが知るあの栞は きっと忘れないから

がキモなのかなと思いました。今はソロで頑張っているけど、色々あったけど、それでもあの時、一緒に活動したことは何一つ無駄になってないよ、と。かえるが月にいるうさぎを見るように輝いているよ、と。

ダンスも映像もとても綺麗な作品なのでほけーって見ていても十分楽しめる作品だとは思いますが、一度歌詞を拾いながら見てみても面白い作品だと思うので、ぜひ。