2012年5月30日水曜日

トリミング、カメラワーク、編集、ダンス、シンクロ

ステージメインのダンス作品は結構見ている自信あったんだけど、実作者と見るだけでは随分差があるなあ、と実感したので記録として。ご協力いただいたぴっかりPには最大の感謝を。

以下はアイドルマスターの二次創作のステージPVに関する感想です。

最近気づいたことなのですが、楽曲にダンスが合っていれば、そもそもアイドルマスターのダンスは楽しいのでそれだけで十分楽しいのではないか、と。

もちろん、トリミングを含む演出が不必要とは思っていませんが、楽曲にあったダンスを選ぶことができれば、その段階でいい作品になるのかな、と思ったりしていました。

ニコマスにおけるカメラワークとはなんでしょうか。実態はトリミングとカッティングです。トリミングだけ(色合いもいじってますけど)で、いい作品になることはのぽぽんさんの作品で十分わかると思います。


そして、元となるアイマスのカメラワークがああでなければならなかったこともわかると思います。 この件に関してはまだまだ書きたいことがあるので後日に。

ある楽曲に関してちゃんと合ったダンスをつけてあげれば後は編集だけだろう、とそう思っていました。(編集が簡単という意味ではありません) 気に入った曲に合ったダンスを見つける。まずこれが難しいと思うのです。ステージ系のPVで、どうも、と思う作品はシンクロしてるしていない以前にそもそも楽曲にダンスが合っていないように思うのですね。

仮組みがきちんと出来れば(繰り返し言いますけれど、これ自体がすごく難しいと思います)、ほぼ作品の9割は出来たものかな、と思っていました。が……。

こちらがぴっかりPの「巴里よ、目覚めよ」の仮組みです。


そしてこちらが本チャン。


9割は外れすぎもいいところでした。神は細部に宿る。完成形とじゃやっぱりえらい差ありますよね……。

それでもこの仮組みだけでもすごいと思うんだ。楽曲とダンスだけバラバラに渡されて、これができるってやっぱりすごいと思うんですよ。

ぴっかりPの作品にはさらにサクラ大戦へのリスペクトもあるっていう話抜きでね。

なんかまとまらないけど、書きたかったのです。

(追記)
ぴっかりPの技術が大したこと無いとか、手間がたいしたことないとかそういうことを書きたいのではないのです。基本となるダンスをちゃんと選べるといい作品になるな、ということが言いたかったのです。文章ヘタでごめんなさい。

2012年5月16日水曜日

Non-Stopping Train

アイドルマスター「Non-Stopping Train」 水瀬伊織
ShakeP

伊織しかいないがために、竜宮小町が強調される作品と受け取りました。

とは言え、これは考えすぎかもしれません。

使われている曲、「Non-Stopping Train」から 

「一人じゃない」なんて 思えなかったよ

というフレーズを削っているので。

それでも、やっぱり歌詞とパレスオブドラゴンを見る限り、伊織が誰かに歌っているように見えるんだ。

悲しみにくれた涙も ほら
愛しく思えるから

と。 

どこか一人で抱え込みがちな伊織の凛々しさと優しさを丁寧に表現した作品だと思いました。